日本茶アドバイザーの歴史の講義

お茶の起源とお茶の食や特殊な用途についての説明についてまとめました。

お茶の起源について

中国の西の方、山奥に雲南省というところがあります。

タイとミャンマーのゴールデントライアングルのところらへんです。

そこに茶樹王という大木があり、それがお茶の元とされています。

灌木(かんぼく 低い木)と思われがちですが、根のはり具合と同様にどんどん10メートルから20メートルほど伸びていきます。

それが世界に広がっていったと考えられています。

種類は中国茶種とアッサム種があります。

中国種の原産地は中国の西南部にある雲南省であると推定されています。

1000年よりもっと前からあったと考えられています。

お茶を食べたり 特殊な使い方をする文化

ラペソー

お茶の利用方法として、ラペソーという漬物のような保存食があります。

ミャンマーの茶の一つ。後発酵茶の一種で漬物のような形態をしており、飲用ではなく副食などに用いらます。

ラ(LA)というのはお茶のことです。

ラペソーは保存食として利用されています。

 

焼き茶

焼き茶という茶の枝を切り取って焚き火で炙り、煮出す飲むお茶があります。

それはもともと焼き側でおいもなどがあり、良い匂いがするということでお茶を利用するようになったのだと思われます。

 

冬山で仕事をする際にお昼になると、寒いので焚き火をすることがあります。

その時に、やかんに沢水を汲み、焚き火にかけ沸騰させます。

 

沸騰を待っている間に山里にある茶を手折り、焚き火で炙ります。

そうするとパチパチと音がし、良い匂いがしてきます。

 

ある程度焼いたものをやかんの中に入れると、それがお昼のお茶になります。

旨味は少ないですが、甘みが強い非常に美味しいお茶になります。

なぜ甘みが強いお茶になるか、というとお茶がなにでできているかという話に繋がります。

お茶は基本的にはタンパク質と繊維でおり、新芽の部分のほとんどがタンパク質で作られていて、繊維や糖類の塊でできています。

動物は冬になると糖を蓄えますが、お茶も同様の働きをします。

まず、糖を蓄えるためには、アミノ酸が必要になります。

お茶は夏から秋に向けて糖を蓄えるために、春から夏にかけて水分を多くし、アミノ酸を蓄えます。

そうすることで、春から夏にかけて糖のもとであるタンパク質が増えます。

 

それから、夏から秋にかけて根をぐーんとはり、糖を蓄えます。

お茶はできるだけ水分を減らして成長していき、太陽が高くなるとアミノ酸がカテキンに変化します。

 

その糖を蓄えた茶を焚き火で炙ると糖が出やすくなります。

ほうじ茶というのは糖、甘みを引き出すための一つの製法になります。