下記の論文を要約しました。

https://academic.oup.com/ajcn/article/70/6/1040/4729179

体重コントロールにおける機能性食品の役割において、交感神経副腎系に関与できる植物性成分に注目が集まっている。カフェインとカテキンポリフェノールを豊富に含む緑茶が、24時間のエネルギー消費量と脂肪酸化(燃焼)を増加させるかどうか研究した。

 

  • 被験者:10名の健康な男性
  • 投与群:緑茶抽出物(50 mgカフェインおよび90 mgエピガロカテキンガレート)、カフェイン(50 mg)、プラセボ
  • 摂取時間:朝食、昼食、夕食
  • 測定項目:時間エネルギー消費量(EE)、呼吸商(RQ)、尿中への窒素、カテコールアミンの排泄量
  • 結果:緑茶抽出物を摂取した被験者においてプラセボ群と比較して、尿中への窒素排泄量は変化することなく、24時間EEが4%増加(p<0,01), 24時間RQは0,88〜0,85(p<0,001)の減少。カテコールアミン(ノルエピネフリン)の尿中排泄量は緑茶群ではプラセボ群に対し40%多く検出。カフェインのみのグループではEE、RQ、尿中への窒素、カテコールアミンの排泄量への影響は認められなかった。

 

結論

緑茶には体内において熱を発生させる作用があり、カフェインによるものと説明できる以上に脂肪酸化を促進することが明らかになった。緑茶抽出物は熱発生の交感神経活性化、脂肪酸化、またはその両方を介して体組成のコントロールに役立つ可能性が示された。