僕自身なぜお茶に再び出会うことになったのか。
その経緯と理由について具体的に書いていきます。
今回はRASという脳の機能の説明と僕が実際に使った手法について書いていきます。
脳科学のRAS 網様体賦活系について
人間の脳には、今の自らにとって必要な情報と不要な情報を切り分ける
“網様体賦活系“(RAS)という機能があります。
自分が好きなものや興味のあるものについては比較的簡単に見つかります。
ですが、自分にとってそれほど重要でないものはたとえそのばにあったとしても認識することができないのです。
実は引き寄せの法則などのオカルト的なものもこのRASで説明がつくと言われています。
興味の対象というものは歳を重ねるごとに切り替わります。
自分の理想や付き合っている人の影響をうけるというのはこのRASが選択して自分に必要な情報を手に入れているということになります。
RASが働いて再びお茶に出会った
僕自身お茶農家に生まれましたが、一時期はお茶のことなど見向きもしていませんでした。
家庭のことで色々とありましたので、とにかく自分でなんとかして食っていかなければならない。
という感情からお茶に対する優先順位は限りなく低いものだったと考えます。(そうしないと自分を保つことができなかった位追い詰められていた)
その時はお茶の情報を一切排除していてRASが働いていなかったものと考えられます。
だから全国の茶畑のある観光地に言ったとしてもお茶を買うこともありませんでした。(せいぜいお菓子を買うくらい)
ちなみにこのRASですが、カクテルパーティー効果とも言われたりします。
周りの環境がうるさくても騒がしくても
自分に関係する名前や興味のある情報というのは耳に入ってくるのです。
RASの具体的な使い方
僕が実際にやったRASの使い方です。
まず街で一番大きな本屋さんに行ってください。
(図書館でもいいのですが、情報が古い場合があるので本屋さんのが望ましい)
そしてまっさらな状態でひたすら本を眺め続けます。
このときに目に止まったり、気になっている本がいまのあなたのRASが反応しているジャンルです。
僕の場合これはお茶の本でした。
可能であれば1日欲しいところです。
1日本屋を眺めて今の自分にとっていちばん大切な情報を知るためには本屋をひたすら歩くというのが一番だと感じました。