それでは次に事前準備、インストラクションする際に事前準備の講義についてまとめました。

お茶に対してどのような知識を持っているのかは人によって全然違います。

事前情報がわかっていればそれに応じて対策していくことも十分に可能という話。

人数と会場のレイアウトの調整

まず人数とか会場が決まったら会場のレイアウトをどうするかっていうことを検討します。

催し物の幹事という立場をやられたことがある方なら想像ができると思います。

 

今回我々がやってるスクールでも、今日も午前中と一番最初の実習で、その後とこういった形で並び替えています。

伝えたいこと、それから伝える内容です。

内容にあったレイアウトというものを考えて計画するということが非常に大事です。

教室形式

教室形式で、お話を講師から聞いていただくという時にはこのスタイルが一番良いですね。

 

コの字形式

どちらかと言うとみんなで話し合うとか、会議なんかはもちろんそうです。

いろんな意見を出し合って、一つのものを解決していくという時には皆さんの顔が見えた方がいいと感じます。

コの字形式の方が、皆さん同じスタンスで参加していただけるというようなことがあります。

 

グループ形式

これは実習なんかの時にはこういった形にしないと効率が悪いということが多いので、こういう形にします。

この方が皆さんの話し合い、みんなで話し合って進めるということでコミュニケーションがとれて楽しいというようなこともあるのではないかという狙いです。

 

それから机の並べる向きとか、こういった事も重要で、このグループ形式なんかの場合は、縦に左側に座ってる人も右側に座ってる人も同じように顔を傾ければ講師が見れる方法を受けるようにします。

 

例えばこれが逆になっていると、こちらに座ってる人はいいけど、みたいな話になるのでこういった事については配慮していただきたいなと思います。

前回手揉み茶実習の時には、三つの島を使ってやったんですね。

なので二つ目の時はこことここに5名5名座っていただいて、ここは真ん中に机を置いて、3名1名1名という形で座っていただきました。

 

それも会場とか人数とかに合わせて一番最善ではないかなという風にします。

そういった配慮は始まってからではできないので事前に準備すること、計画しておくということがお願いしたいと思います。

 

受講者の属性について

 

お話をする対象が決まった時に、我々は属性という風に言われてるんですけども、どういった受講生かということについて確認。

それに合った形で内容を構成します。

 

男女の構成

これももちろん重要です。

日本茶のお茶の話と言うと女性の方が多いケースが多いんです。

でも必ず男性の方もいらっしゃいますので、男性の方にも配慮した内容にしたいと思います。

 

年齢構成

年齢については、お茶というものについてですね、どちらかと言うと、年齢の上の方の方が知識が多かったりとかする。

また、どちらがたくさんお茶を飲むかと言ったら、年配の方が多いです。

 

それは統計的(総務省の 家計調査年報)にも出ています。

ただ年配の方だからお茶に関して詳しいかと言うと、
校長先生の経験から言うと必ずしもそういうことではないんですね。

 

なかなかお茶というものについては、年配の方でもお茶について知識がない方も多い事例も見てきている。

なので年齢構成に合わせて年齢の上の層だから皆さん知ってるだろうと思ってやるのはちょっと危険かなと思います。
※学校の授業でお茶という科目はないので知らないほうが当然かも知れません。

 

幅広い年齢に対応した、内容にすることが望ましいなと思っています。

※補足:例えば、静岡のお茶産地だったら小学生の頃からお茶の教育が盛んに行われている。
なので下手な大人よりも知識はある。

 

職業内容

それから職業なんですけども、今日皆さん会社員の方もいらっしゃれば、主婦の方もいらっしゃいます。

特に偏った属性の場合があります。

例えば先ほどスライドで再度見て頂いた、ポートメッセナゴヤなんかの場合は、事前にいろいろ自分とかでも聞くんですけども、圧倒的にですね、参加者はサラリーマンと言うかビジネスマンの方が多いんですね。

※理由はメッセナゴヤはビジネスマン向けだから。お茶以外には製造業が圧倒的に多いです。

 

ビジネスマンの方を対象に我々は話をする機会がなかなかないんですね。

なので、事前にどういったことが内容にに含んだらいいかということを結構討議したんですね。

そしたら、もちろんお茶というものは普遍的なものなので、一般的な淹れ方というのは当然なんですけども、なんかそれをビジネスマナーに結びつけたお話だとか。

 

そういったヒントを与えるとか、そういったことが喜ばれるんじゃないかということです。

ビジネスマン、接客の時のお茶とかお菓子の出し方とか、そういったことがタイミングに応じて、お話ししたらどうかということも話し合ったりしました。

 

特にそういった属性については、事前に把握してそれに合った内容にするということが大事であります。

こういったセミナー講座について、最初からアドバイザーの方にそれを務めるのはなかなか難しい。

まず最初はインストラクターがそういったインストラクションする場面をアシスタントをやれるといいかなというのが校長先生の見解でした。

 

アシスタントを務めるのが一番の学習効果につながる

校長先生より、
アシスタントを務めるというのは一番の学習の機会になると思っています。

かなりベテランのインストラクターの方でも、そういったアシスタントをやることで得るものはあります。

是非そういった機会があればこれも勉強のうちだと思ってですね、受けていただければなと思います。

内部要因の事前準備

講座の中身、事前準備していくことについてお伝えします。

 

講座内容に役立つ茶情報の収集。

例えば、お茶淹れ方だけでは到底満足いただけないという事が多いと思います。

常にこれからですね、新聞・雑誌それからテレビやインターネットを通じて、
お茶についての情報収集をしておくことも大切です。

補足:お茶のバラエティだったり、直接お茶屋さんに聞きに行ったりやり方は様々あります。
テキストに書いてあることだけを伝えるだけでは講師はいらなくなってしまうので。

ただインターネットとかで出てくる情報というのは、

量ももちろん膨大なんですけど、たまに間違った情報なんかもあります。

これはかなりあります。

なのでそういったものについては、人に話す前に確認する必要があります。

→ネットの情報はソースを確認する。一番良いのは書籍の情報。書籍は誤植を限りなくしないようにしている。

 

レッスンプランの作成。

 

みなさんが最終回で行うティーパーティーを実施するにあたっては、レッスンプランを作成していただきます。

それはなぜかと言うと、今回のティーパーティーでもグループで5人で分けて行います。

5人の方の中でリーダーがいて、その人が決めていきます。

全員でその内容を理解して、手際よく役割分担して進めた方がない場合よりも早いです。

 

内容量は適切に

内容量については講座の狙いに沿った適切な内容量ということです。

このお茶と言いうのは歴史という話だけでもですね、2時間聞いて頂いて、あっという間に終了してしまったと感じます。

 

本当にすごい早いし、1時間半とか2時間のセミナーの中でいろんなことを話さなければいけないということになると、どうしても詰め込みすぎになってしまう。

それは先ほどの属性をするということで、何を一番伝えたいのか。

 

その時の受講者の興味を引くような内容を絞っていきます。

それでそれをレッスンプランの方に落とし込んでいって内容を作る。

 

そうしないとどれだけ話しても足りなくなっちゃったりとか、時間超過したりとか、それは過ぎたるは及ばざるが如しと言います。

最近は例えば2時間のところが2時間半かかってしまうと喜ばれる方はいないですね。

時間が2時間だったら2時間できちっと終わる。

 

かえってご迷惑をかけてしまうということがあるので内容については、

多すぎないように適切に絞り込むということが大事です。

 

導入はあっさり入る。

やはり最初から本題に入ってしまうのもどうかなと思うんですね。

受講者の人たちは緊張しているので。

導入法については手法をご説明しますけども、あまり導入に時間をかけてしまって、中身が少なくなるそういう講演会をお聞きになったことが皆さん必ずあると思うんですね。

多分テーマがなんとかって書いてあったけど、いつまでも始まらなくてですね。

本当にそのテーマに入ったのかすらわからないというような講演会も結構、50万とか100万とかっていう莫大な謝礼を取る講師に限ってそういうのが多いんです。→。。。

あまり我々はお茶に関するものについては、それでは絶対成り立ちませんので、突然お話に入るのはどうかと思うんですけど、あっさりと興味を引くぐらいのところから本題に入るというのがよろしいと思います。