インストラクション時の受講者の興味を引き付ける技術と活動時の服装について書いていきます。
主役は受講者の方なので興味を持って聞いていただく方法。
さらに服装の基本と応用についてまとめました。
受講者の興味を引きつけるテクニックということで、3つほど挙げてみます。
これはテキストの方に詳しく書いてありますけども、
ショックテクニック法。
あまり今日はお茶の話なんだけど、お茶だけではなくて全然違う話から入って、何話し出すんだろう?
っていうふうに持っていって興味を引くっていうような導入法をショックテクニック方と言います。
質問からの導入。
これは受講者と講師とのですね、距離を縮めるという意味なんですね。
難しい質問ではなくて、簡単な質問をですね。
受講者の人誰かに投げかけて、そこからスタートするという方法もあります。
例えば今日はどういうお茶を朝飲まれてきましたか?●●さん?とかですね、そういうようなやり方もあるので。
これも少し場合によっては有効かなと思います。
ただあんまり堅苦しい雰囲気でですね、突然当てられてですね凍ってしまう可能性もあります。
部屋全体が凍りついてしまうと、考えられなくもないので、場合によって使っていただけたらなと思います。
それから実話導入法。
これはよくある方法です。
例えばお茶の話をするのであっても、最近話題になったお茶のニュースですとか、例えば新しく発売になったペットボトルのお茶の話題だったり。
そういったとこから入っていくという、これはオーソドックスなやり方なんですけども、いずれにしても対象の属性と間に合った内容と手法を考えます。
自分なりに考えてその場に活かしていただくということがよろしいかと思います。
是非ティーパーティーでもどういった機会でも、導入が重要であったって、
あまり時間をかけて言えないんだけど、何か工夫をしてということが大事だと覚えておいてください。
活動の服装
活動と言うか我々の場合は日本お茶インストラクター協会の講演会とかあるいはセミナーとかそういったときの服装のポイントについて、まとめたものがあるので、ご覧になっておいてください。
ここに書いてあることが必ず100%こうしなきゃいけないということではありません。
一応基本としてですね、捉えていただければなという風なことです。
洋服
講演会での基本はスーツを着てくださいということなので、ジャケット、上着はですね、試着した方がいいのかなと。
バッチ
テキストの方にバッチの写真が載ってるかと思います。
講師の方はみんなつけています。
無くしてしまうとなかなか申し込むのも大変なものですからなくさないでくださいとのこと。
インストラクターは、全体が金なんですね。
金に丸が二つあって、一つは急須で一つが茶碗なんですけどもそういうデザインです。
アドバイザーの場合はその金の部分が銀色になっています。
シャツ
それからシャツは汚れ注意してくださいと色々と書いてあります。
それからジーパン、ジーンズはインストラクターは駄目って書いてあるので、ジーンズは駄目で、チノパンぐらいしていただければと思います。
靴
サンダルは厳禁ってテキストには書いてあります。
きちっとしたものであれば問題ないかと。
化粧
お化粧ですけど、特にお茶の審査とか鑑定の時はあまり匂いをしない方がいいですね。
他の方の迷惑になります。
例えばそれが対受講生であったりする時もあるので、なるべくちょっと香りの強いようなものはですね、ご遠慮いただければという風にしております。
それからネイルアートについてです。
テキストには厳禁って書いてありますけど、
ただ僕の立場としては遠慮くださいということしか申し上げられないのでよろしくお願いいたします。
皆さん一般的にされていることなのでそれはいいと思います。
ただあまり長いものは手元は結構見られることがありますので、
あまり爪の方に視線がいってしまうものについては、ご遠慮された方がいいかなと感じます。
服装は創意工夫も大事
服装ですけども、対象に応じて自分なりに工夫して、その人のやっぱり講師のキャラを意識して、考えられてもよいです。
これは以前行われた日本茶インストラクションコンクールという日本茶インストラクターの中で、インストラクションの一番を選ぶコンクールがありました。
そういったコンテストがコンクールがあった時の、その時の服装の一例をあげます。
こういったどれが正解ということではなく、それぞれに合った属性にあったそれとその人が1番やりやすい格好を選んでいただければよろしいかと思います。
ただ基本は先ほど申し上げましたように、スーツが、基本であるということです。
こんなちょっと余計な服装のポイントチェック表みたいなものがあって、誰もチェックしないと思うので。
我々が活動する時のユニフォームは下記のような形です。
上は白いブラウスで、下は黒ですね。
スカートでもいいし、パンツでもいいです。
エプロンはモスグリーンと言うのかな。
これは我々の協会の備品として、ユニフォームとしてたくさん持ってまして、みんなで一緒に活動する時は、このエプロンを必ず締めるということにしています。
長さも結構3種類くらいで短いものから長いものあるので、
それはその人の雰囲気で使い分けていただきます。
やっぱり統一感がなきゃいけないと思うので、上が白のシャツで下が黒。
後エプロンを締めるというのを通常の格好にしたいと思います。
まあいずれにしましても、対象の方がですね、反感を持たないということが基本です。
なので、特に目立っちゃえとか方も中にはいらっしゃるかもしれませんけども、
やっぱりオーソドックスにやるっていうのが一番自然ではないかという風に思います。