今回は茶の健康科学の中でカテキンと抗菌性についての講義を受けました。

様々な効果があるお茶ですが、身近で菌がどれだけ減っていくのかを確認できる講義でした。

カテキンと抗菌性の話

カテキンの抗菌性、MICとありますけれども、あまり聞きなれない言葉だと思います。

要するに菌が増えるのをどれくらいの量で止めるかという最小発育阻止濃度というのがこのMICです。

要するにお茶を入れてからどれだけ菌が増えなくなるかということです。

 

それぞれ色が違うので、大腸菌やO-157、口腔内菌、虫歯菌など教科書にもいろいろな菌が書いてあると思います。

 

こちらの論文より

われわれは,茶エキスおよび茶より抽出・精製したカテキンが,下痢起因菌 呼吸器感染症起因菌 皮膚糸状菌 などに対して抗菌・殺菌作用を示すこと,細菌性毒素を阻害することまた細菌細胞膜の脂質二重層を破壊することによって殺菌作用を示すことを証明した。カテキンの構造と殺菌作用や抗毒素作用との関係についてもすでに報告した。

単位のマイクログラムミリリットルなどはいっています。

 

ppmと書いてありますが、これはパーツ・パー・ミリオン、最適な濃度のことですけれど、例えば800ppmというのは濃度どれくらいなのというと0.08パーセントということになります。

 

※1Lの水に1mgの物質が溶けている濃度が1ppmです。 

0.08パーセントというのは100ミリリットルの中に0.08グラムお茶を入れれば菌が増えなくなるということです。

例えば虫歯には400ppm、これくらいの濃度を入れれば菌が増えないということです。

菌を植えて、お茶のカテキンを入れてどうなるかということです。

 

それぞれ教科書にはカテキンの種類で書いています。

EGCやEGCgなど。

お茶の中には8種類の成分がありまして、その中の代表的なものが書いてあります。

 

こういう菌に関して予防ができます。

だからといってすべての菌に効くわけではないです。

 

カテキンは抗菌作用がありますが、カビには全く効かないです。

真菌には。

※菌類から変形菌を除いたものの、かつての呼称。

冷蔵庫に入れているとカビが生えると思うのですけれどカビには効かないです。

※宵越しのお茶にはカビが生えます。

 

教科書にはないのですが、菌の細胞膜を壊すという話もありますし。

昭和大学医学部 島村先生の論文に記述されておりました。

 

カビに対しては同じ効果がないのでカテキンだからカビが生えないということは絶対にないです。

こういうお茶なんかは半年、1年もちます。

これは菌がゼロの状態ですから、腐らないのですけれど、これをちょっとでも開けてしまうと菌が入りますから腐ります。

このニキビ菌やワキガ菌、黄色ブドウ球菌にも効果があります。

 

こういうニキビのところに入れるなど化粧品メーカーではそういう研究もされています。

教科書を見ると、どのカテキンが最も効果があるのかがわかると思います。

 

そういうものを取り出して活用しています。

私どもの会社でもカテキンを育てています。

カテキンの中でも一番メジャーなのがエピガロカテキンガレート、EGCgですけれどEGCgだけもっています。