今回は日本茶の輸出について書いていきます。

日本茶は元々主力産業として輸出されていましたが、一旦しぼんでしまい最近になってまた輸出に力が入ってきました。

日本茶の輸出について

お茶の消費について説明します。

昭和50年代がお茶の生産のピークでした。

 

消費はやはり同じ時期、昭和50年に11万トンというのがお茶の消費のピークでした。

お茶の消費量はどのように調べるかっていうと、生産量でもないんですね。

 

生産量と消費量の違いを言いますと、
消費量というのは国内でどれだけお茶が飲まれたかということ。

今説明しているのは緑茶ですけど。

ただその緑茶は国内で生産される分と、あと海外から輸入する分、それを足してそこから海外へ輸出した分、それを引かないと国内の消費量というのは出ません。

 

つまり

 

国内消費量=国内生産量+海外輸入量-海外輸出量 

となります。

 

なので国内の消費量を見るためには生産量と輸出量と輸入量。

この3つを勘案しないと消費量というのは出ないよということになります。

 

これを農林水産省のほうで統計をとっています。

それに基づいて緑茶の消費量が出てくるわけです。

 

消費量で言うと一人当たり、ピークは昭和50年に一人当たり1002グラム、約1キロ消費されていました。

それに対して直近では一人当たり640グラムということでピーク時の2/3に減っています。

2025年に今の640グラムを700グラムにしようというようなことが目標として提出されているということであります。

 

家計調査からみた消費動向っていうのも、これも世帯数、世帯人数というのが今変化しているので一世帯当たりの購入金額、それを世帯人員で割らないと一人当たりというのは出ません。

けれども現実として減少傾向っていうのがあるということになります。

 

日本茶の歴史でも出てきたのですが、
従来お茶というのは日本の中では絹と並んで有力な輸出物でした。

これは江戸時代から江戸から明治にかけて海外からの輸入に対して日本から外に出すものとしてお茶がかなり有力だったということになります。

戦後一時復活したけれども、実際には平成3年にですね、最低になったということです。

 

日本茶ブームの輸出背景に健康問題あり

ところが、近年またそれが盛り返してきているのは、海外で緑茶というのが健康にいいものということで見直されているということ。

それから全世界的にですね、抹茶を使ったスイーツや、あるいはドリンクがかなりポピュラーになってきているというような背景で輸出が最近有力なものになってきています。

日本茶輸出促進協議会がつくられたということもさっきお話ししたわけです。

現在の輸出先のトップはアメリカです。

2番が台湾、それからシンガポール、ドイツというふうな順番になっています。

ただ圧倒的に多いのがですね、アメリカなんです。

ということで、そちらの方に向けて海外進出している企業が結構日本でも多いということになります。