急須を買う人が減っている
お茶をリーフで飲む人が減っている。

という声をよく聞きます。実際に若い人たちはリーフでお茶を飲みません。

統計上も20代と60代とでは購入金額も購入量も全然違います。

みんな面倒臭がりだから飲まなくなっている。とか、ペットボトルが悪いだとか、様々な議論がされていますが実際のところはどうなのでしょうか?

茶道に茶は敷居が高そうというイメージを植えつけられる

僕自身 静岡出身なのでお茶畑は身近にありましたが、茶道というのはさっぱり知りませんでした。

なので、煎茶は家で飲んでいましたが、抹茶というのは正直飲んだことがなく。

 

お茶に対しのイメージがあまり良くなかったのは、家でのお茶の手伝い問題プラス、この茶道という壁があったらだと今でも感じます。

茶道を否定しているわけではありませんので、そこは注意してください。

 

茶道には細かいルールがたくさんあります。

私は茶道は全然詳しくありませんが、
体験教室などに何回か行って感じたことは正直めちゃくちゃ厳しい。

ということです。

これではお茶のことが嫌いになっても仕方がありません。

 

そもそも、そんなことはどうでも良いんです。まずお茶を飲むという行動することが大切なんです。

つまり茶を口に運んで、飲む。ということ。

しかしながら、それが単なるペットボトルの茶ではあまり意味がありません。

ペットボトルではあまりに簡易的、しかしながら茶道だと窮屈。 急須も茶道と同じ感じだろう。つまらん。

という勝手なマイナスイメージを作られてしまっているのではないでしょうか。

 

茶農家、茶商、化学者、研究者、歴史学者、お医者さん、茶道家 交わらない世界がある

同じ茶の専門家出会ったとしても特に茶農家と研究者やお医者さんとかまじで交わらないです。

これには明確な理由があります。ここでは詳しく書きませんが、田舎の闇といってもいいでしょう。

そこを突破した頭のいい農家だけが生き残り、残りの農家は不平不満を言いながら潰れていきます。

 

茶業界で偉そぶっている人たちがいる

基本的に茶業界とても良い人たちが多いのですが、中にはちょっと癖の強い方々もいらっしゃるのが事実です。

というのも、茶業界って知らない人と知っている人の
差がものすごく開きすぎていると個人的に感じます。

知っている人は偏差値75くらいあるけど、知らない人は偏差値30くらい。

それは茶を義務教育で勉強していないから当たり前といえば当たり前なのですが。

自分の当たり前は他人の当たり前ではありません。

自戒の意味も込めて、

これやっちゃうと変な正義感で相手をコテンパンに叩きのめしちゃうので注意が必要です。

 

やぶきた(杉山彦三郎)依存

やぶきたに依存して茶自体が飽和曲線を描いてしまった。

まさに信楽焼のたぬきの置物や北海道の木彫りのクマが飽和してしまったように。

 

やぶきたがいっとき9割以上を占めていたというのは、やぶきたをとりあえず植えておけばなんとかなるだろうという依存心からきているとしか思えません。

 

彦三郎さんへの尊敬も何もない。彼がどれだけ苦労してやぶきたを開発したのか。

彦三郎さんが指導を受けた多田元吉さんも死ぬ思いをして、インドから苗を持ち帰ってそれを元に品種改良を重ねたのに。

そういう過去の先人たちの苦労を知っていれば、
やぶきただけに依存してはいけないという気持ちが少しは芽生えてくると思うのですが。

自分たちも新しいものを作らなければならないと思うはずなのですが。
どうやらそう思う人は少数派らしい。

まさに自分の当たり前は他人の当たり前ではない。失礼しました。

とはいうものの、彦三郎さんがいたから静岡県ならびに、茶業界は莫大なお金を稼ぐことができた。
というのは事実です。 その事実を受け入れて茶に取り組んでほしいところです。

 

茶業をしているのに本気で勉強している人としていない人の差が激しい

 

もちろん本気で勉強している人たちもいます。

私が尊敬している先生方はとても熱心に茶について活動されていますし、
私自身もわかりやすく丁寧に教えていただきました。

これには本当に感謝しております。

ですが、茶に携わっていてもほとんど勉強していない人もいるのは事実です。

これでは茶の魅力に気がつかないのも悪い意味で納得できます。

 

CMO(最高マーケティング責任者)不在の茶業界

そもそも日本の業界自体に少ないのかもしれません。

日本にCMOが少ない理由。

これは仕方がないのかもしれません。日本の企業はCTO(最高技術責任者)の職人タイプの人がトップに立つパターンが多いので。

 

一般消費者がペットボトル茶の正体を知らない

 

ペットボトル茶を批判するわけではありませんが、あまり良いお茶ではありません。

とりあえずその辺で便利だから購入してしまうという購買原理はわかります。

なんですけれど、正体を知ってしまうとあまり飲みたいと思えるお茶ではないことは確かです。(批判になっちゃってますね)

 

資本主義という枠組みの中で経済活動をしているという面では優秀なものだとは思いますが。

環境面ではとても無駄なものだと個人的には感じます。日本は水道水飲めますし、茶葉で購入した方が安いですし。

ペットボトル運ぶための燃料代とか労力とか自動販売機の電気代とか。無駄な要素ばかりですが、これ以上発言すると
伊●園さんあたりから抹殺される可能性がありますのでやめておきます。

 

現代人に余裕がないのも要因かと

急須で茶を淹れている暇などない。と言うのは事実だと思います。

お茶を飲むことが遠回りのようなんだけど、実は近道なんですよ。

一服することで、カフェインとテアニンの補給。各種アミノ酸、ビタミンCの補給。
これでストレスが軽減されるので間接的に余裕をもたらしてくれるのがお茶なんです。

日本茶インストラクター協会は急須の使用に貢献していると感じます。

私自身日本茶インストラクター協会の活動をしてみてわかったことは、この協会は急須の使用に貢献しているということです。

特に学校の教育現場で茶のことを教える機会を持つというのは非常に影響を持ちます。

私はインストラクター協会は支持します。

 

ということで、多くの問題を抱える茶業界ですが、このブログで少しでも茶を応援していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。