実際の朝宮茶について淹れてみる。と言うことで、

ちょっと湯冷ましをして頂いた頃に朝宮の紹介をさせて頂きたいと思います。冷めないように椀の蓋をかぶせて。

お湯を溜める方淹れる方、して頂きながら話に耳を傾けて頂けたらと思います。

朝宮茶の歴史はとても深い

まず朝宮はとても歴史が深いっていう。

まあこれはインターネットとかで検索すれば出てくるんですけれども、一般に言われていますのは、800年に最澄さんが唐から種を持って帰ってきて、比叡山山麓に植えたっていうのがお茶の始まりというふうにされています。

朝宮に関しては、815年に当時の天皇(嵯峨天皇)が上皇される際にお茶を政府に献上したっていう文献が残ってまして、その辺りには植わってたんだろうということになってます。

よく朝宮茶、五大銘茶って言われるんですけれども。

栄西さんから種を送られた栂尾の高山寺の明恵さんが植えた、宇治とか駿河、武蔵(狭山)を含め、いわゆる朝宮、宇治、狭山、八女、川根っていうのが朝宮の中では五大銘茶というふうにしています。

 

朝宮茶の現状

朝宮茶はとても今生産量が少ないです。資料にもあるんですけれども、すごく有名であって有名ではないというふうに個人的には思っております。

関西方面やお茶に詳しい方からすると朝宮は非常にいいお茶が取れるということがわかっています。

ただ東京とか行っても、なんて読むの?チョウグウですか?とか言われたりしますね。

知ってる人は東京とか横浜とか行っても、朝宮ですかって言われるんですけども、まだそこまで知られてないんかなって。

生産量が少ないということがやっぱり。あと朝宮茶だけで売ってる店が少ないというのもあります。

朝宮茶の面積と機械化

朝宮茶の面積で言いますと、大体100ヘクタールほどと言われています。

100ヘクタールと言われてもわかんないと思いますけれども、大体甲子園の面積が308ヘクタールと言われています。

資料によりますと、明治の頃にはメジャーで、江戸時代には25町ほどだったので、4倍ほど明治には増えていますけれども。静岡とか、鹿児島とかも含めて茶畑が減少傾向にはあります。(鹿児島は知覧だけ増えているらしい)

なぜ少ないのかっていうのはやっぱり皆さんおわかりの通り、とても製茶が重労働ですよね。

先程滋賀県の中の土山という地域にあったように、コンバインとかに乗って完了する時代になってきたんですけども、先程のビデオを観て頂いたらわかる通り、一つの茶畑の所有者が多いですね。

朝宮については斜面が広すぎて、機械化できないっていうところ。

あと、この旬っていう収穫をし始める大体一週間前後ぐらいに収穫時期を迎えてしまいますんで、あまりたくさん収穫ができません。

なので、生産量はおのずと少ない。

 

朝宮茶はしっかり評価はされている

ですが、茶の品評会。今飲んで頂いているのもそうですけれども。

出品すれば品質が良いっていうのは、農家自身が言うのもあれですが、お茶の一般専門家の方にはちゃんと評価されておりますので。

これが俗に言う、一般の方には知れ渡らずに、お茶の専門家たちには有名だっていうところの理由にもなっています。

関西の方でしたら、宇治茶のこの辺のお茶と思われる方が多いと思います。

バスで来られたんでわからないと思うんですけれども、ここから自転車で行っても京都府に入ります。

わかりやすく言えば、車で10分走れば和束町に行きます。

10分で行きます。同じ10分くらいで宇治田原町に行きます。