ハイライト
•マウスにおける熱帯熱マラリア原虫感染時の腎障害
•血漿中のBUNとクレアチニンのレベルは熱帯熱マラリア原虫ANKAに感染したマウスで増加した
•緑茶抽出物を経口投与した感染マウスの腎臓保護
•血漿中のBUNおよびクレアチニンのレベルは、緑茶抽出物処置マウスにおいてベースラインに維持された。
要旨
マラリア感染中の酸化ストレスによる腎機能障害は、流行地域における主要な死因の1つです。
血漿中の血中尿素窒素およびクレアチニンレベルは腎障害をモニターするためのマーカーとして使用できるので、本研究ではin vivoモデルとして熱帯熱マラリア原虫ANKA感染マウスを用いてマラリア感染中の血中尿素窒素およびクレアチニンレベルの低下に対する緑茶抽出物の効果を調べた。
in vivo試験のために、ICRマウスに1×10 7の寄生赤血球を感染させ、続いて緑茶抽出物を10日間連続して1日2回経口投与した。
寄生虫血症は標準的な顕微鏡検査法によって評価され、そして血漿中の血中尿素窒素およびクレアチニンレベルもまた測定された。
寄生虫血症は動物の死まで増加し続け、高血中尿素窒素およびクレアチニンと強く相関することがわかった。
血漿中の最高レベルの血中尿素窒素およびクレアチニンは感染後10日目に見られた。
しかしながら、緑茶抽出物処置マウスでは、未処置群と比較して、血漿中の血中尿素窒素およびクレアチニンレベルが有意に減少および減少した(p <0.01)。
緑茶抽出物はマラリア感染の間に腎機能を保護し維持することができると結論付けることができ、そしてこの抽出物はサプリメントおよび併用療法として使用するために開発することができる。
図面の概要
血漿BUNおよびクレアチニンレベルの低下に対する熱帯熱マラリア原虫ANKAに感染したマウスにおける緑茶抽出物処理の効果を記載した。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383576913001190