要旨
緑茶は抗酸化作用、抗ウィルス作用、抗癌作用を持っているため健康に有益であると信じられている。

しかしながら、濃縮抽出物を介して高用量で投与した場合の緑茶の潜在的な毒性は完全には調査されていない。

本研究の目的は亜急性曝露パラダイムを用いてICRマウスにおける緑茶抽出物の安全性を評価することであった。

この試験では、マウスに0(正常群)、625、1250および2500 mg/kg 体重/日の用量で28日間緑茶抽出物を経口投与した。

結果は、緑茶抽出物の経口投与が体重、臓器重量、血液学、血清生化学、尿検査または組織病理学に悪影響を及ぼさないことを示した。

さらに、強制経口投与により緑茶抽出物を投与すると、トリグリセリドおよびコレステロールレベルが有意に減少した。

これらの観察された効果は、これらの化合物が有益な健康効果を有すると報告されているので、緑茶中に存在する高レベルのカテキンに起因する可能性がある。

本試験の結果から導き出された緑茶抽出物の無影響量は2500 mg/kg 体重/日であった。

ハイライト
►亜急性暴露パラダイムを使用して、ICRマウスの緑茶抽出物の安全性を評価する。

►緑茶抽出物の経口投与は悪影響を引き起こさなかった。

►強制経口投与により緑茶抽出物を投与すると、トリグリセリドとコレステロールのレベルが減少した。

►本試験から得られた緑茶抽出物の無影響量は2500 mg/kg 体重/日であった。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278691511003309