ハイライト
•新規固相抽出収着剤として三次元ハニカムMg‐Al層状複酸化物(TDH‐Mg‐Al‐LDO)を用いた。

•TDH-Mg-Al-LDOと黒鉛化カーボンブラック(GCB)を同じカラムに充填した。

•緑茶中の15の残留農薬が同時に精製され測定された。

要旨
緑茶の残留農薬は、有機塩素系農薬(OCP)、有機リン系農薬(OPP)、ピレスロイドを含み、世界的に注目されている広範な問題である。

本研究では、GCBと組み合わせたTDH‐Mg‐Al‐LDOをカラムとして充填し、新規固相抽出収着剤として使用し、GC-MSと組み合わせて緑茶中の15の残留農薬の同時定量に適用した。

異なるタイプのSPEカラムと比較して、TDH‐Mg‐Al‐LDOが緑茶からの15の残留農薬の抽出において大きな利点を示した。

Mg-Al-LDOとGCBの組み合わせ順、収着剤の量、溶出溶媒の種類と量など、さまざまな実験条件を研究し最適化した。

15種類の農薬の検出限界(LOD)は0.9~24.2 ng/g、定量限界(LOQ)は3.0~80.0 ng/gであった。

3つの添加濃度レベルでこの方法を用いた回収は71.1〜119.0%であった。

相対標準偏差(RSD)は、0.1〜7.6%であった。

提案した分析法が市販緑茶中の15の残留農薬の同時定量に首尾よく適用された。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1570023216302926