ハイライト
•緑茶抽出物は、非細胞毒性濃度で抗酸化特性を示した。

•主なカテキンの高い分解は、フィルムの消化管消化中に起こる。

•緑茶の抗酸化力はフィルムの消化管消化後も維持されていた。

•ゼラチンフィルムは、潜在的な有益な効果を有する化合物を送達するためのビヒクルであり得る。

要旨
緑茶水性抽出物を調製し、抗酸化能力を有するゼラチンフィルムを提供するために、市販の魚皮ゼラチンと異なる割合(2,4,8%)でブレンドした。

この緑茶抽出物は、非細胞毒性濃度では有効な抗酸化物質であることが証明された。

緑茶抽出物を含むゼラチンフィルムをペプシンによる消化(胃内消化)、ペプシン、トリプシン、キモトリプシンによる消化(胃腸消化)にかけた。

ゼラチンマトリックスは胃腸消化中に効率的に加水分解され、緑茶抽出物の含有量にかかわらず、低分子量ペプチドからなるタンパク質加水分解物が全ての製剤において得られた。

全ポリフェノールの高い割合は消化管消化後に緑茶抽出物フィルムから回収されたが、緑茶の主要カテキン(EGCG、EGC)の著しい分解が観察された。

フィルム配合物中の緑茶抽出物の含有量の増加は、酵素消化後にフィルムサンプルから放出される抗酸化活性の増加をもたらした。

EGCGおよびEGCで観察された分解にもかかわらず、胃および胃腸の両方の消化後に、予想される最大の抗酸化活性の85〜100%が回復した。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0023643813001151