要旨
本研究は、血糖値に対するプーアル茶と緑茶の効果を決定するために設計された。

雄のBALB/cマウスに、緑茶抽出物(GTE)またはプーアル茶抽出物(PTE)を、胃内またはそれらの飲料水中で投与した。

これらのお茶の主成分は、それぞれエピガロカテキンガレート(EGCG)とカフェインである。

血糖測定で、胃内に給餌されたマウス、GTE、PTEまたはカフェインを飲んだマウスが、対照群と比較して低い血糖レベルを示した。

EGCGは血糖値に影響を及ぼさなかった。

カフェインがGTEおよびPTEから除去された場合、血糖値に対する効果は廃止されたが、カフェインが抽出物に再導入された場合には効果は回復した。

カフェインによる血糖値の最大低下時の血液学的および生化学的指標の評価は、カフェインの効果が特異的であることを示した。

これらの効果の根底にあるメカニズムに関与している要因を調べるために、0.1 mg/mLカフェインで処理した3T3-L1前脂肪細胞および成熟脂肪細胞においてマイクロアレイ分析を行った。

脂肪細胞におけるカフェイン処理後に変化した遺伝子はほとんどなく、それらのうちリン脂質輸送タンパク質(PLTP)のみが血糖に関係している可能性があった。

この研究はカフェインが血糖値を低下させるお茶の重要な構成要素であるかもしれず、それが2型糖尿病を治療するのに使用されるかもしれない。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1875536415300558