お茶王国しずおかの誕生 江戸の名茶から世界の静岡茶へ中村羊一郎著について要約しました。
日本茶の歴史について鬼詳しい 中村羊一郎先生の本です。
もともと高校の先生やっていたということで、びっくりします。
こんな校長先生がいたらその学校は素敵な学校になるんじゃないかとかなり偏見の目を持ってみていました。

お茶王国しずおかの誕生 江戸の名茶から世界の静岡茶へ中村羊一郎著この本の良いところ

・静岡のお茶について事細かに歴史の詳細がわかる。
・聖一国師は静岡の茶の歴史でかなり重要な人物だと思われるが、
日本茶インストラクターのテキストに出てこない。
中村羊一郎先生は日本茶インストラクターの歴史の担当でもあるが、
省かれた理由が個人的には知りたい。
・とにかくマニアック 異制庭訓往来の登場する場所の一つが駿河清見ということで
これが現在の興津の清見寺という場所であることを指しそこから掘り下げている。
もちろん日本茶インストラクターではここまでの知識はいらない。
第一が京都栂尾ということさえ押さえておけばOK。だが、日本茶マニアになるためにはこの知識入れておく必要がある。
・日本茶インストラクターで1ページくらいで終わる内容が数ページ単位で学べる。
なので茶の歴史について深く知りたい人はこの本を副読本にすれば歴史はかなり詳しくなれると思います。ただ、試験には出ない可能性も大。
 
・静岡はもともと茶が始まったところではないが、
江戸時代以降の歴史で様々な好条件をもたらしてきた。
ということで、なぜ静岡がお茶が有名になってきたのかということが理解出来る。

お茶王国しずおかの誕生 江戸の名茶から世界の静岡茶へ中村羊一郎著 この本のわかりにくかったところ

・活字が9割9分なので普段本を読まない人は苦しいかもしれません。
・日本茶の歴史の基礎知識がわからないと何を言っているのかさっぱりわからないと思います。とりあえず、日本茶の全てがわかる本の歴史部分だけでも読んでおくと良いと思います。
・何章が何時代なのかの時系列が自分で調べないとわからないので、わかるようにしたら最高でした。