要旨
トリハロメタン(THM)は、塩素系飲料水によく見られる発ガン性物質および生殖毒性物質の疑いがある。

この研究は、さまざまなお茶を入れる習慣の間のTHMの形成とそれらに関連するリスクを調査する。

さまざまな抽出条件および飲料水源の下でのお茶の3つの主要なカテゴリー(紅茶、ウーロン茶、緑茶)をテストした。

通常の魔法瓶フラスコ中で調製されたお茶試料は、全THM(TTHM)を形成した。

最も高いTTHM形成は、より高濃度の反応性THM前駆体が原因で、水道水で製造された紅茶から生じた。

水道水と比較して、バックグラウンド溶液がボトル入り飲料水または蒸留水の場合、調製されたお茶において、より少ないTTHMが観察された。

結果はまた、伝統的なティーポットベースのお茶の提供習慣とは異なり、お茶が密閉容器に保存されている場合はTHMの除去が著しく減少することを明らかにした。

ティーショップにおける調査に基づくリスクアセスメント分析はまた、サーモスフラスコで調製されたお茶を飲むことによるTHMの摂取によって引き起こされる癌のリスクが許容レベルを超えていることを明らかにした。

この研究で得られたデータは、密閉容器から直接お茶を入れることがTHMへの重要な曝露源になり得ることを示している。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1438463918301937