要旨
トリアコンタノール(TRIA)は、人間の健康と環境にとって有害で​​ある合成PGRに代わる天然に合成された非従来型の植物成長調節剤(PGR)である。

ソックスレーおよび超臨界流体抽出(SCF)を用いて緑茶葉からTRIAを単離した。

ソックスレー抽出による24時間のペットエーテル(60〜80℃)を使用して、142 mg/kg(アルカリ処理なし)および179 mg/kg(アルカリ処理あり)の最大抽出量が達成された。

これは、SCFによって得られた収率が相対的に表現される基準として使用された。

SCFを用いたTRIAの最大抽出条件はヒルデブラント溶解度方程式を用いたTRIAと二酸化炭素の溶解度パラメータ を計算することによって得られた。

400バール/60℃/180分のSCFは、アルカリ処理なしのソックスレー抽出と比較して349%の最大相対抽出効率を与えた。

TRIAをホウレンソウ組織培養用のPGRとしての可能性について調べ、合成PGR、TRIA、インドール酢酸(IAA)と比較した。

TRIAを補充した培地は、苗条の全長と葉の数などの苗条の特徴を増大させた。

植物の最大乾燥重量は、2.2 μM TRIA含有培地中で観察された。

クロロフィルとカロテノイドは影響を受けないまま、2.2 µM TRIAで育てられた小植物で最大収量84 mg/100 gのアスコルビン酸が得られた。

SCF抽出TRIAは、標準TRIAおよびIAAの結果と同等の結果を示した。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1878818118301609