ハイライト
緑茶ポリフェノールは、
•MKN-28細胞における酸化ストレス誘発細胞毒性を防止する。
•MKN-28細胞の浸潤性を低下させる。
•TNF-αまたはLPSによって誘発されるMMP-9/2を低下させる。
•炎症中の細胞浸潤を防ぐ。
要旨
緑茶の摂取と癌のリスクの減少との間には相関関係がある。
緑茶ポリフェノールは、酸化ストレスと細胞浸潤性に対する緑茶の効果の原因分子である。
ヒト胃MKN-28細胞株における緑茶ポリフェノール抽出物(GTP)の効果を調べた。
酸化ストレス誘発細胞傷害に対するGTPの効果を評価した。
10-4 Mカテキンによる前処理同等のGTPは、キサンチン – キサンチンオキシダーゼ誘導細胞毒性に対して保護効果を発揮し、抗酸化特性を確認した。
遊走アッセイとマトリゲル浸潤アッセイは、GTPがTNF-α/LPSによって誘導される細胞浸潤性の増加を防ぐことを実証した。
GTP前処理は、TNF-α/LPS刺激MKN-28細胞においてタンパク質活性と酵素活性レベルの両方でMMP-9/2発現を低下させた。
GTPはTNF-α/LPS誘発MMP-9/2発現の減少を介してMKN-28細胞の浸潤性を減少させる。
これらのデータは、GTPが胃癌の転移過程に対して保護的役割を果たす可能性があるという仮説を支持する。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2214008516300293