ハイライト
•この論文は、老齢マウスの脳における緑茶のin vivo抗老化特性を評価している。

•緑茶は、血清中のTBARSレベルを低下させ、血漿中のGSHおよび総チオール含有量を増加させた。

•緑茶は、老齢マウスの脳内のタンパク質カルボニルのレベルを低下させた。

•緑茶 は老齢マウスの脳内の抗酸化酵素活性を高めた。

•緑茶は、脳内の老化媒介酸化還元不均衡に対して強力な保護作用を示す。

要旨
緑茶抽出物のカテキン組成とその抗老化作用を老齢マウスの脳における老化関連酸化還元不均衡の研究で調べた。

125、625および1250 mg/kgの用量で4週間の緑茶抽出物の経口投与により
血清中のチオバルビツール酸反応性物質(TBARS)が減少し、血漿中のグルタチオン(GSH)および総チオールが老齢対照群と比較して高くなり、老化媒介レドックス不均衡を緩和した。

さらに、脳内のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、グルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼ(G6PD)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px)およびグルタチオンレダクターゼ(GSH-Rd)の活性も増加したが、タンパク質カルボニルは減少した。

まとめると、これらの結果は、緑茶抽出物が酸化的損傷を抑制し、抗酸化酵素活性を増大させることにより、マウスの脳における老化媒介酸化還元不均衡に対して強力な保護効果を示すことを明らかに示している。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1756464614000103