要旨
2種類のゼラチン誘導体をそれぞれタイプAおよびタイプBゼラチンから製造した。

カチオン化ゼラチンは、カルボジイミド反応を用いてエチレンジアミンをタイプAゼラチンに結合させることによって製造した。

アニオン化ゼラチンは、無水コハク酸をタイプBゼラチンに結合させることによって製造した。

油中水型エマルジョンとグルタルアルデヒドによって製造した4種類のゼラチンとそれらのミクロスフェアの特性架橋を評価した。

カチオン化ゼラチンは、エチレンジアミン共役のために最高の正電荷および遊離アミノ基濃度を示し、カチオン化ゼラチンミクロスフェアの最高の架橋パーセンテージおよび最も遅い分解速度をもたらした。

より低い濃度の遊離アミノ基を有するタイプA、Bおよびアニオン化ゼラチンは、低い架橋性および急速分解性のミクロスフェアを生成した。

これらのゼラチンミクロスフェアは、高抗酸化緑茶抽出物であるエピガロカテキン3-ガレート(EGCG)の制御放出のための担体として導入された。

カチオン化ゼラチンミクロスフェアは、ゆっくりとした分解および負に帯電したEGCGによるイオン引力のために、EGCGの持続放出を示した。

A型、B型およびアニオン化ゼラチンミクロスフェアからのEGCGの放出は、拡散およびミクロスフェアの膨潤メカニズムの結果として加速された。

これらのEGCG負荷ゼラチンミクロスフェアは、最小限の侵襲で炎症関連疾患の局所治療のための注射薬としてさらに研究することができる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1773224718306270