ハイライト
•緑茶抽出物とヒアルロン酸からなる抗菌性マイクロニードル
•経皮ドラッグデリバリーシステムの最大面積は約 50 mm2
•哺乳動物細胞にin vitroでの細胞毒性作用はない
•グラム陰性菌と陽性菌の約95%の増殖低下
•ラット皮膚モデルにおける創傷治癒過程の改善

要旨
本研究では、緑茶(GT)抽出物と
ヒアルロン酸(HA)からなる
抗菌性マイクロニードルの効果的な投与を評価する。
最大面積約 50 mm2 の抗菌性を有するGT/HAマイクロニードルを
製造するための金型技術を用いて
経皮ドラッグデリバリーシステムを製造した。
GT/HAマイクロニードルにおけるGTの分解速度は、
HA組成の調整で制御できた。
70%GT(GT70)を負荷したHAマイクロニードルでは、
高い放出速度が72 時間持続した。
GT/HAマイクロニードルは
チャイニーズハムスター卵巣細胞、
ヒト胎児腎臓細胞、
マウス筋肉細胞に対して
細胞毒性がなかった。
GT/HAマイクロニードルの抗菌活性は、
グラム陰性菌、グラム陽性菌、枯草菌において
GT70で約95%増殖が阻害された。
GT/HAマイクロニードルは、
皮膚の感染創傷部位の細菌増殖を減少させ、
ラットモデルにおける皮膚の創傷治癒過程を改善した。

図の要旨
GT/HAマイクロニードルは
皮膚の感染創傷部位の細菌の成長を抑制し、
傷の治療を改善する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S092849311400383X