ハイライト
•緑茶と紅茶の葉抽出物を使用して、
環境に優しいFe、Cu、AgのNPが合成された。
•黄色ブドウ球菌およびアスペルギルスに対するNPの抗菌活性を評価した。
•Ag-NPは、Cu-NPおよびFe-NPよりも優れた抗菌/抗真菌活性を示した。
•アフラトキシンB1によるNPの吸着能力は、
Fe> Cu> Agの順であった。
•全ナノ粒子を用いたアフラトキシンB1の吸着機構を提案した。

要旨
緑茶と紅茶葉抽出物を用いた
鉄(Fe)、銅(Cu)と銀(Ag)ナノ粒子(NP)の
環境に優しい合成を目的とした。
合成されたNPは、
SEM、FTIR、EDX、UV/Vis分光法技術を用いて特徴付けられた。
メチシリン耐性/バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌株に対して
NPの抗菌活性を評価した。
抗真菌活性は、アスペルギルスフラバスと
A.パラセチナス真菌種に対して調べた。
アフラトキシンB1の吸着性能(AFB1)も溶液中で評価した。
Ag-NPは、Fe-NPとCu-NPと比較して
優れた抗菌/抗真菌活性を示し、
アフラトキシン産生を減少させた。
AFB1とNPの吸着能力は
Fe-NP> Cu-NP> Ag-NPの順であった。
吸着過程は自発的、吸熱的であり擬二次に従った。
合成されたNPは
薬剤耐性病原体によって引き起こされる疾患
に対する代替の抗菌剤/抗真菌剤として利用できる。
これらの金属NPは、
米、小麦、トウモロコシ、赤唐辛子、
家禽飼料のようなヒトの飼料や動物の飼料中の
アフラトキシン吸着剤として利用できる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0023643817308885