ハイライト
•高用量EGCG治療は、
中枢性肥満の女性の体重を減らす。
•高用量EGCG治療は、
副作用や有害作用がない。
•肥満における高用量EGCGの機序は、
グレリンの分泌を減少させて、
アディポネクチンの増加をもたらす可能性がある。

概要

背景と目的
中枢性肥満女性における体重減少および
脂質プロファイルと肥満関連ホルモンペプチドの変化に対する
高用量緑茶抽出物(EGCG)の効果と安全性の評価

方法
無作為化二重盲検試験を実施した。
中枢性肥満の女性をスクリーニングした。
肥満度指数(BMI)≧27 kg/m2、腹囲(WC)≧80 cmを有する
女性は高用量の緑茶グループか
プラセボグループに割り当てられた。
総治療期間は12週間であった。
主要評価項目は、
人体計測、脂質プロファイル、
レプチン、アディポネクチン、グレリン、インスリンなどの
肥満関連ホルモンペプチドであった。

結果
体重減少、BMIと腹囲の減少が高用量EGCG治療後に観察された。
総コレステロールが減少し、
LDL血漿レベルが減少した。
副作用や有害事象はなかった。
グレリンの減少とアディポネクチンの増加が検出された。

結論
12週間の高用量緑茶抽出物による治療は、
中枢性肥満の女性において、
副作用や副作用なしに、
有意な体重減少、腹囲の減少、
総コレステロールとLDL血漿レベルの
減少をもたらした。
高用量の緑茶抽出物の抗肥満機序は、
グレリン分泌抑制と部分的に関連している可能性があり、
アディポネクチンの増加をもたらす。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S026156141500134X