要旨
従来、お茶の風味は、
ガスクロマトグラフィー – 質量分析と
人間の味覚パネルを組み合わせて使用​​して分析されていた。
これらの方法は時間がかかり不正確である。
クマリンが豊富な日本の緑茶を識別し、
エレクトロニックノーズ(イーノーズ)技術を使用して
風味を評価するために、
迅速で正確かつ非破壊的なアプローチが提案された。
主成分分析とクラスタ分析を含む多変量解析を適用して、
試料を区別し、異なる抽出条件下で
クマリン強化茶の特定の風味を評価した。
クマリンの含有量が異なる
7つのお茶について正しく分類できた。
イーノーズはクマリン強化緑茶の製造工程中の
クマリン含有量の乾燥温度依存傾向をうまく特徴づけた。
比較的低い抽出温度と長い抽出時間が
お茶のクマリン様風味の放出に
有利であることを明らかにした。
比較的新しく開発された「絶対値表現」(AVE)法が、
お茶風味を品質に分け数値的に表現するために採用された。
AVEを用いて、クマリン強化緑茶の
風味におけるクマリンの役割を明らかにした。
これらの結果は、イーノーズが
特定の風味を持つ緑茶を識別し、
お茶の風味を評価するために採用できることを示唆している。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0260877408005670