ハイライト
•緑茶抽出物を用いたFe3O4磁性ナノ粒子のグリーン合成
•Fe3O4磁性ナノ粒子の構造的と
磁気的キャラクタリゼーション
•反応時間による粒径の変化

要旨
修正グリーン合成法を用いてFe3O4磁性ナノ粒子(MNP)を調製し、
MNPの構造的および磁気的性質に対する反応時間の影響を評価した。
MNP合成のために、
緑茶抽出物およびエチレングリコールを
それぞれ還元剤および溶媒として使用した。
MNPはX線回折(XRD)、
電界放出走査電子顕微鏡(FESEM)、
熱重量分析、
振動サンプル磁力計により特性化した。
反応時間は磁気的および構造的性質に強く影響した。
反応時間が長くなるにつれて、
結晶子サイズは、
飽和磁化(MS)の改善と共に
7.5から12 nmに増大することが分かった。
磁気測定の研究は、
MNPが室温で超常磁性であることを明らかにしたが、
60Kでは強磁性および超常磁性の寄与を有した。
反応時間に伴う粒径の増加の影響は
ブロッキング温度の上昇にも反映されており、
これはStoner-Wohlfarth理論と一致する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0022369717312623