ハイライト
•カテキンを壁材料としてゼインを用いた
エレクトロスプレー法によりカプセル化した。
•ゼインの電気流体力学的挙動は、
ナノカプセル化目的のために最適化された。
•ゼイン溶液の臨界もつれ濃度は12.51重量%であった。
•ナノカプセル化カテキンは、
160〜190 nmの直径を有していた。
•コアと壁の比率は、
カテキンの安定性と透過性に大きな影響を与えた。

要旨
生体適合性、生分解性高分子であるゼインを、
エレクトロスプレー技術による
緑茶カテキンのナノカプセル化に使用した。
ゼイン溶液の電気流体力学的挙動を研究し、
ゼインの有効エレクトロスプレー濃度を最適化した。
緑茶カテキンの胃腸安定性および
透過性に対するナノカプセル化および
コア対壁比の影響を調査した。
様々な濃度のゼインの中で、
5%w/wのゼイン溶液は、
平均直径157±36 nm球形の単分散ナノ粒子を生じた。
1:50のコア対壁比のナノカプセル化は、
1:10および1:05のコア対壁比のサンプルと比較して
最も高いカプセル化効率を有した。
ナノカプセル化カテキンはin vitroで
カプセル化されていないカテキンと比較して
胃腸の安定性とCaco-2細胞単層透過性が改善した。
1:50および1:10の試料は、
1:5のナノカプセル化剤と比較して、
より高いカテキン透過性を有していた。
この研究は、持続放出および増強された透過性を有する
緑茶カテキンナノカプセル化物の製造のための
一段階アプローチを提供する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0260877416304538