要旨
本研究の目的は、
in vitroでの脱ミネラル化ゲルシステムを用いた
象牙質の脱ミネラル化に対する
ボトル入り緑茶飲料の影響を評価することである。
試料をウシ根象牙質から切り取った。
各サンプルを8%メチルセルロースゲルに浸し、
その上に緑茶飲料の層を置いた。
比較のために、シュガーフリーのコーヒー飲料、
脱イオン水、および0.8 ppmのF溶液を使用した。
2週間後、処理液を脱塩液と交換した。
病変のミネラルプロファイルおよびミネラルロス値は、
1週間の脱灰後に
トランスバーサルマイクロラジオグラフィー(TMR)によって得られた。
緑茶、コーヒー、およびフッ化物溶液処理は、
脱イオン水処理と比較した場合、
著しく厚い表面層を誘導した。
特に、緑茶で処理された脱塩象牙質標本のミネラル容量%は、
脱イオン水処理のものより約7倍高かった。
緑茶処理は他の3つの処理よりも
有意に低いミネラル損失を示した。
TMR測定は、無糖瓶詰め緑茶飲料が
象牙質病変の進行を抑制することを明らかに示した。
これはおそらくサブppmフッ化物レベルの影響によるものと考えられる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1348864309800104