要旨

背景
緑茶には健康増進効果がある
多数のポリフェノールが含まれている。
本研究の目的は皮膚関連酵素の物理的安定性と
活性に対するタンナーゼ変換緑茶抽出物(TGE)製剤の
効果を評価することであった。

方法
物理的安定性は、25±2℃/周囲湿度および
40±2℃/70%±5%の相対湿度における
pH、沈殿、色を測定することによって4ヶ月間評価した。
皮膚関連酵素としてのコラゲナーゼ、
エラスターゼ、チロシナーゼの活性をTGE製剤について評価した。

結果
緑茶抽出物中のエピガロカテキン-3-ガレート
およびエピカテキン-3-ガレートの濃度は、
タンナーゼで処理したとき
無視できるレベルまで大幅に減少した。
5%タンナーゼ変換緑茶抽出物を含有する配合物は、
16週間にわたって比較的安定した
pH、沈殿、色の特徴を示した。
TGEを配合物に添加した場合、
エラスターゼおよびチロシナーゼ活性の阻害において
有意な増加があった。

結論
TGEは、皮膚のしわ防止剤または脱色剤として
化粧品に使用することができる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213422013000991