ハイライト
•茶畑は、NPP事故や爆弾テストからの
放射性降下物の影響を強く受ける可能性がある。
•お茶を醸造すると、
放射性セシウムの約60〜80%、
放射性ストロンチウムの約20〜30%がお茶に浸出する。
•日本では、お茶の放射性ストロンチウムは
主に世界規模の放射性降下物から発生する(1945 – 1965年の爆弾試験)。

要旨
茶畑は放射性降下物の影響を強く受ける可能性がある。
1986年のチェルノブイリ原子力発電所の
原子炉火災による放射性降下物により、
黒海のトルコ沿岸の茶畑は重度に汚染された。
2年後、汚染レベルは約90%減少した。
お茶をいれると、お茶の葉の中の
最初の汚染はおおよそお茶の中に浸出する。
放射性セシウムの大部分(60〜80%)は
醸造によって洗い流されるが、
放射性ストロンチウムの大部分は葉に残る(70〜80%)。
食品法では、茶醸造には40〜50の希釈比が考慮されている。
ほとんどの法律では放射性セシウムの限界値しか定義されていない。
放射性ストロンチウムは、
摂取に対する線量係数が放射性セシウムよりも高いが、
特別に規制されていない。
お茶中の放射性ストロンチウムは、
主に世界規模の放射性降下物から発生する(1945 – 1965年の爆弾試験)。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X18302029