要旨
ポリ塩化ビフェニルなどのスーパーファンド化学物質は、
それらの環境持続性および多数の疾患との関連性のために
深刻な人の健康リスクをもたらす。
フラボノイドなどの選択的生物活性食品成分は、
PCB毒性を改善することが示されているが、
主にin vitro環境で行われている。
緑茶を多く含む食事を与えられ、
コプレーナPCBにさらされたマウスは、
抗酸化酵素の増加のために酸化ストレスが減少することを示す。
C57BL/6マウスに、緑茶抽出物(GTE)を補充した
低脂肪食を12週間与え、
10,11,12週目に5 μmolのPCB 126/kgマウス体重に曝露した。
in vivo酸化ストレスのマーカーとして確立されている
F2-イソプロスタンとその代謝産物は、
HPLC-MS/MSにより血漿中で測定された。
PCBに暴露された対照食餌の動物と比較して
GTEとPCBを補給されたマウスで5倍減少した。
肝臓を回収してmRNAおよびタンパク質分析をし、
アリール炭化水素受容体および
核因子(赤血球由来2)様2タンパク質によって
転写制御される多くの遺伝子が
緑茶+PCB曝露マウスにおいて増加した。
これらのマウスの
主要な抗酸化酵素の遺伝子の増加は、
酸化ストレスの減少を説明する。
緑茶を補給した食事療法は、
PCB 126の存在下での効率的な抗酸化反応を可能にし、
健康的な栄養素が環境汚染物質の毒性に対する
生理学的システムを強化し緩衝するという
新しいパラダイムを支持する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0955286313002210