要旨

目的
コーヒーと緑茶の摂取量を増やすと、
2型糖尿病のリスクを減らすことが示唆されているが、
インスリン抵抗性(IR)および
インスリン分泌におけるそれらの役割は不明である。
本研究はこれらの飲料の習慣的消費と
グルコース代謝のマーカーとの関連性を
日本人労働者集団において調査した。

材料/方法
参加者は18歳から69 歳までの
日本人従業員1440人(男性1151人、女性289人)であった。
検証された簡単な食事歴調査票により、
コーヒーと緑茶の摂取量を確認した。
空腹時インスリン、空腹時血漿グルコース、
IRの恒常性モデル評価(HOMA-IR)、
β細胞機能の恒常性モデル評価(HOMA-β)、
糖化ヘモグロビン(HbA1c)の平均値を推定するために
マルチレベル線形回帰を用いた。

結果
コーヒー消費量は、HOMA-IRと反比例し、
関連は太りすぎの被験者に限定された。
予想外に、緑茶の毎日の消費者の間に用量反応関係はなかったが、
緑茶の消費はHOMA-IRと正の相関があった。
コーヒーも緑茶の摂取もHOMA-βとHbA1c に関連していなかった。

結論
我々の調査結果は、コーヒーの摂取はIRの減少と関連しているが
インスリン分泌とは関連していないことを示す。
緑茶消費とIRの間の関連はさらなる調査を必要とする。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0026049513003909