要旨
緑茶(Camellia sinensis)カテキンは、
健康上の利点と関連する強力な抗酸化物質である。
ティーバッグ(200mLのお湯を2〜3 分間)で
緑茶をいれる典型的な家庭の条件は、
すべてのカテキンを抽出するのに十分ではなく、
電子レンジを使用して改善することができると仮定した。
カテキン、カフェイン、テアニンをHPLCによりモニターした。
典型的な条件では、分析された5種類のティーバッグからの
カテキン、カフェインおよびテアニンは
それぞれ62%、76%および80%しか抽出されなかった。
しかし、ティーバッグを沸騰させた水に0.5 分間浸してから
電子レンジで1 分間照射すると(hot MAE)、
テアニンの抽出は影響を受けなかったが、
カテキンとカフェインの抽出が80%および92%に改善した。
hot MAE技術は、カテキンの抽出を最大にするのを助けることができる。

ハイライト
►ティーバッグからの緑茶成分の最適な抽出量が決定された。
►製造業者の指示による沸騰水抽出は最適ではなかった。
►室温の水で電子レンジを使用しても効果がなかった。
►0.5分間水を沸騰させた後、電子レンジで加熱する方が効果的であった。
►0.5分間沸騰させた後、1分間の電子レンジが最良の方法であった。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0889157512000828