要旨
緑茶葉から、それらの水への溶解度に基づいて
2つの異なるペクチン画分が得られた。
ポリフェノールは易水溶性画分(P1)中にのみ検出された。
推定ウロン酸/中性糖比は、
易水溶性ペクチン画分(P1)では1.7であり、
低水溶性画分(P2)では1.0であった。
ホモガラクツロナン配列(HGA)は
P1ペクチン画分の約62%に相当するが
P2画分のわずか47%に相当した。
ペクチンリアーゼによる2つのペクチン画分の分解後、
化学的研究は、P1ペクチン画分に存在する
ラムノガラクツロナンRG IおよびRG II領域を明らかにしたが、
P2ペクチン画分にはRG I配列のみが検出された。
置換度は、P2よりもP1ペクチン画分のHGAについて低かった。
2つの画分について異なるアセチル化パターンが観察された。
ペクチンと同時に抽出されたポリフェノールは、
P1からのHGA画分にのみ存在した。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0144861710007617