ハイライト
•廃茶抽出物を用いて鉄ナノ粒子(TW-FeNP)のグリーン合成を行った。
•TW ‐ FeNPの粒度分析、紫外可視吸収分光法、多孔度測定
•ラングミュアフィッティングにより、
PRの吸着容量約227.3 mg / gが達成された。
•PR染料の吸着のための速度論と平衡等温線モデルを研究した。
•TW-FeNPは、PRを除去するための優れた吸着剤である。

要旨
金属ナノ粒子のグリーン合成は、
環境だけでなく人間の健康にも悪影響を及ぼす
副産物、化学試薬、有毒な溶媒などの発生を減らすための技術である。
廃茶抽出物の能力を
鉄ナノ粒子(FeNP)のグリーン合成のための新規還元剤として精査した。
合成したTW-FeNPをSEMで分析したところ、
平均粒径は98.79nmであった。
FTIR分析の結果、フェノールレッド(PR)吸着に関与する官能基が存在した。
初期染料濃度、pH、吸着剤投与量、温度に関するPRの吸着速度論を調べた。
PRの吸着は初期染料濃度と温度の増加と共に減少した。
PRはpH 8.0で最も除去された。
UV領域では、190〜250 nmの間に鋭い吸着バンドが生じた。
TW-FeNPの粒径は、30〜190 nmで観察された。
TW-FeNPへのPRの吸着容量は、
pH 8でPRの初期濃度の増加と共に増加した。
廃茶抽出物はTW-FeNへのPRの吸着容量に良い影響を与える。
PRの除去効率は、化学合成されたFeNPより、
TW-FeNPの方が高かった。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2215153218301648