ハイライト
• 不溶性小麦ふすまは、
結合した抗酸化物質の豊富な供給源である。
• いくつかの結合した酸化防止剤はそれらのラジカル形態で存在する。
• 緑茶カテキンは不溶性ふすまに結合したラジカルを効果的に再生する

• エピガロカテキン-3-ガレートは緑茶の中で最も効果的な抗酸化剤である。
• 可溶性および不溶性酸化防止剤の間の相互作用機構が提案された。

要旨
小麦ふすまの不溶性食物繊維結合抗酸化剤と、
水でいれた緑茶から得られる可溶性抗酸化剤との間の相互作用の可能性を調査した。
純粋なカテキンの溶液も、
天然物と比較するために評価した。
小麦ふすまの水性およびアルコール可溶性画分
ならびに脂質成分を最初に除去し、
凍結乾燥した不溶性残留物を異なる濃度の
緑茶またはエピカテキン(EC)
およびエピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)で処理した。
ECによる処理は、不溶性ふすま画分の抗酸化能に影響を及ぼさなかった。
EGCGによる処理は濃度に比例して抗酸化能を増加させた。
お茶は不溶性ふすま画分の抗酸化能力を増加させたが、
その効果は高い濃度では小さかった。
処理後、水相の液体クロマトグラフィーと質量分析(LC – MS)分析を行った結果、
カテキン濃度の同程度の減少が示され、
不溶性ふすまマトリックスに結合した
ラジカル型の酸化防止剤との反応が確認された。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0963996914001367