ハイライト
•GTE/Fe2+はリンデンの分解に効果的である。
•リンデン分解はpH、GTE、Fe2+濃度の影響を受ける。
•(二)炭酸塩GTE/Fe2+誘導緑錆は効率的な還元剤である。
•リンデン分解中間体を、GC/MS分析によって同定した。
•リンデン分解機構はアルカリ加水分解と還元経路である。

要旨
リンデンは化学的に安定で
持続性の高い有機塩素系農薬(OCP)で脂溶性が高いため、
食物連鎖を通して生物濃縮し環境に影響を与える。
水相中のリンデンを分解するために、
Fe2+と一緒にお茶を使用する環境に優しい化学的還元方法を開発した。
豊富なポリフェノールを含むお茶は、
還元剤とキレート剤である。
ベンチスケール研究によりリンデンを還元的に分解する
お茶抽出物を調査し、
GTEが最大の還元力とラジカル消去能力を示した。
GTE/Fe2+システムはポリフェノール有機金属鉄錯体を生成し、
pH10の(二)炭酸塩緩衝溶液中で
20℃で3時間以内にリンデンを完全に分解することができた。
Fe2+溶液中のGTEの濃度を増加させると、
初期リンデン反応速度が増加した。
固定濃度のGTEでFe2+投与量が増加するにつれて、
GTE欠乏と鉄錯体中のFe2+/Fe3+比の減少のためにr0,lindaneは減少した。
リンデン分解中間体に基づいて、
リンデン分解機構はアルカリ加水分解および
逐次的還元的脱塩素化を介すると仮定された。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1385894717322805