要旨
この研究の目的は、コーヒー、緑茶およびウーロン茶の
残留物の栄養価を高め、
発酵残留物が腸内メタン排出を軽減する可能性があるか評価することである。
混合微生物培養物を各残渣に添加し、
混合物を35℃ で3日間(嫌気的に)および
30 ℃ で2週間(好気的に)インキュベートした。
未発酵および発酵飲料残渣を
糖およびエタノール含有量についてアッセイした。
3つの発酵飲料残渣および干し草(対照)を用いて
4つの別々の全混合飼料(TMR)を調製した。
発酵残渣を個々に乾草及び濃縮液と混ぜ、
in vitroでのルーメンメタン排出量は 、
連続ガス定量化システムを用いて定量化した。
コーヒー、ウーロン茶および緑茶の発酵残渣は、
未発酵残渣よりも高濃度の
セロトリオース、セロビオースおよびキシロビオースを有していた。
エタノール濃度は、
発酵コーヒーと緑茶の残留物の方が未発酵残留物より高かった。
コーヒーの発酵残渣、ウーロン茶および干し草を含有する
TMRからのメタン排出量に差はなかったが、
メタン排出量は、発酵緑茶残渣を含むTMRより低かった。
発酵コーヒー、ウーロン茶、緑茶の残留物は
優れたタンパク質とエネルギーの供給源であり、
発酵コーヒーの残留物はメタンの排出量を減少させる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2212670812001820