要旨
緑茶(Camellia sinensis)は抗酸化作用と抗炎症作用を持ち、
創傷治癒過程を促進するかもしれない。
本研究は、緑茶のエタノール抽出物が
創傷治癒過程に及ぼす影響を調べることを目的とした。
36匹の健康なオスのウィスターラットを
ランダムにA、BおよびCの3つの群に指定し、
それぞれワセリン + 0.6%緑茶抽出物、ワセリン、食塩水で21日間処理した。
創傷の長さおよび面積を隔日でキャリパーにより測定し、
顕微鏡検査のために標本を3日目、12日目、および21日目に採取した。
データは、生存分析(Breslow 検定)、
反復測定分散分析、一元配置分散分析
およびマンホイットニーを用いてSPSS 16によって分析した。
A群とB群の外科的創傷の平均治癒期間は
それぞれ14.66と20.66であった。
A群における治癒期間の減少は、
対照群と比較して最初の2週間以内に高かった。
顕微鏡検査は、全試験期間を通して、
A群とC群、3週目のA群とB群の間で
創傷治癒過程に有意差があることを示した。
緑茶抽出物は、外科的創傷治癒に有効な
創傷治癒過程を助けることができる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1743919113000538