ハイライト
•緑茶抽出物充填および非充填リポソームを調製した。
•ミクロ流動化および超音波処理を用いてリポソームを作製した。
•T2時間はリポソームの粒子サイズの変化と関連していた。
•NMR緩和測定は、リポソーム中の異なるプロトン区画を示した。

要旨
リポソームは、pHや温度などの環境ストレス
に対する保護を強化するために
生物活性剤のカプセル化システムとして使用できる
脂質二重層小胞である。
試料の内容物の磁気緩和率に関する
微分に基づく時間領域核磁気共鳴(TD-NMR)を用いると、
水と油の量、状態、分布に関する情報がわかる。
これはTD-NMRをエマルジョン系の動力学の
時間依存性モニタリングに適したものにする。
スピン – スピン(T2)緩和時間と緩和スペクトルを用いて、
異なる調製法(均質化、圧力、溶媒など)によって
大豆(S75)と卵レシチン(E80)を用いて調製した
緑茶抽出物充填および非充填リポソームを分析した。
リポソームの平均粒径は、
一指数関数的T2緩和時間の形成に
最も影響力があった。
試料の粒径の違いは、
T2緩和時間でモニターできた。
T2緩和時間は粒子形状の不規則性、脂質酸化による
サンプルの化学的不安定性と相関した。
緩和スペクトル分析を用いて、
サンプル中の特定成分を区別することができ、
不安定性の詳細なメカニズムが明らかになった。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0963996917303162