要旨

目的
in situ/ex vivoで、
浸食または浸食+擦過によって誘発された
象牙質摩耗に対するMMP阻害剤(クロルヘキシジンおよび緑茶抽出物)の
影響を分析する。

方法
12人のボランティアが、
クロスオーバー二重盲検試験に参加した。
ウシ象牙質サンプルを口蓋装具に装着し、
口腔外侵食(4回/日、コカコーラ、5分)または
侵食+磨耗(2回/日、フッ化物フリー歯磨き粉および電動歯ブラシ、15秒)を施した。
各侵食の直後に口腔を
250 ppmのF溶液(SnF2/AmF)、
0.12%のクロルヘキシジンジグルコネート(0.06%クロルヘキシジン)、
0.61%緑茶抽出液(OM24®、100%カメリアシネンシス葉抽出物)
または脱イオン水(対照)で60秒間すすいだ。
象牙質喪失をプロフィロメトリー(μm)によって評価した。
データは、二元配置反復測定ANOVAおよびBonferroni事後検定によって分析した。

結果
条件間と溶液間との間には有意差があった。
全ての溶液は、象牙質摩耗を減少させた。
緑茶抽出物、クロルヘキシジン、F溶液の間に有意差はなかった。

結論
試験で評価されたMMP阻害剤は、
象牙質の侵食摩耗を減少させるための
有望な予防策であるが、
作用機序はさらなる研究が必要である。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S030057120900205X