要旨

序論
高血圧の管理のために、
現在さまざまな栄養補助食品が市販されているが、
有効性の証拠はさまざまである。
この系統的レビューの目的は、
血圧および脂質パラメータに対する
緑茶(Camellia sinensis)の有効性に対する
証拠を評価することである。

方法と結果
関連するヒトの無作為化臨床試験(RCT)を特定するために、
Medline、Embase、Amed、Cinahl、およびCochrane Libraryで
電子検索を行い、書誌の調査も行った。
報告の質は、CONSORT声明から作ったチェックリストを用いて評価した。
2名のレビューアが独自に適格性を判定し、
質を評価してデータを抽出した。
474件の引用を確認し、
1536人の参加者を含む20件のRCTを調べた。
RCTの設計にはバリエーションがあった。
メタアナリシスは、
緑茶による収縮期血圧の減少を明らかにした。
総コレステロールについても同様の結果であった。
有害事象としては、発疹、血圧上昇、腹部不快感などがあった。

結論
緑茶を摂取すると、収縮期血圧、総コレステロール、
LDLコレステロールが大幅に低下する。
収縮期血圧に対する効果は小さく、
総コレステロールとLDLコレステロールへの影響は中等度であった。
緑茶の効果を評価する長期の独立した臨床試験が保証されている。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0939475314000477