ハイライト
•市販の緑茶と紅茶は、
肝臓と肺における薬物代謝酵素(DME)活性を変化させる。
•緑茶と紅茶は、
肝臓と肺のグルタチオン濃度を高める。
•お茶はプレグナンX受容体を減少させ、
核因子 – 赤血球2 p45関連因子2のDNAへの結合を増加させる。
•緑茶は紅茶よりも肺の酸化ストレスを軽減するのに効果的である。

要旨
ラットにおける薬物代謝酵素(DME)および酸化ストレスに対する
市販の緑茶(GT)と紅茶(BT)飲料の影響を調べた。
雄のウィスターラットに
実験室用飼料とGTまたはBTを5週間与えた。
GTとBTを与えたラットは、
肝ミクロソームチトクロームP450(CYP)1A1および
CYP1A2が増加し、
CYP2C、CYP2E1、CYP3A酵素活性が減少した。
酵素タンパク質含有量も酵素活性と同じ傾向を示した。
お茶を与えたラットでは、
UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ活性が増加し、
肝臓と肺におけるグルタチオン含有量が減少した。
GTを与えたラットは、
肺中の過酸化脂質量が少なかった。
お茶はDNAへのプレグナンX受容体結合を減少させ、
核因子 – 赤血球2 p45関連因子2結合を増加させた。
お茶はDME活性を調節し、
肝臓と肺における酸化ストレスを減少させる。
GTはBTよりも酸化ストレスを有効に減少させる。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278691514002257