要旨
紅茶、緑茶およびハーブティーのスペシエーション分析は、
試料を0.1M Na2CO3で処理して総クロム(VI)量を決定し、
酸分解と黒鉛炉原子吸光分析(GF-AAS)により総クロム濃度を決定した。
お茶1カップのクロム(VI)含有量は、
茶葉またはティーバッグを200 mLの沸騰水に浸し、
PVDF 0.45 μm 親水性フィルターを通して
濾過してからGF-AAS分析した。
紅茶中の総クロム(VI)濃度は、0.03~3.15 μg/g、
緑茶は0.03~0.14 μg/g、
ハーブティーは検出限界(LOD)未満であった。
標準的なティーバッグ(2.0 g)または2.0 gの茶葉を使用した時、
紅茶1カップ(200 mL)で最大17.5 μg/Lのクロム(VI)を摂取することができる。
紅茶は、緑茶とハーブティよりも総クロム含有量が高かった。

ハイライト
►お茶のCr(VI)の測定方法を紹介した。
►いくつかのお茶にはクロム(VI)が含まれており、
お茶中のクロム(VI)の測定は必要とされる。
►紅茶は高濃度のクロムを含んでいるが、ハーブティーは少ない。
►お茶1カップのクロム(VI)含有量に焦点を当てた。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0308814611008272