要旨
ジカウイルス(ZIKV)の感染は、
小頭症やギランバレー症候群のような深刻な結果につながる。
それは世界的な健康緊急事態につながり、
安全で効果的な治療法を開発するために徹底的な研究調査を要する。
ZIKV の病理学的苦痛を軽減するために
様々な努力がなされてきたが、
ZIKV感染に対して有効な薬物は開発されていない。
最近の研究によると、
Vero E6細胞の活性緑茶成分である
エピガロカテキンガレート(EGCG)は
ZIKVの宿主細胞への侵入を阻害する。
EGCGの効果は注目に値するが、
作用機序は明らかにされていない。
本研究では、
エンベロープタンパク質上のEGCGの結合部位(Site1)を調べ、
分子ドッキング研究を用いて分子と結合部位との様々な相互作用を調べた。
分子動力学アプローチを用いて、
EGCG分子によるZIKV侵入の阻害に関連するメカニズムを調べた。
EGCGはいくつかの残基と相互作用し
50 nsのシミュレーションまで
タンパク質立体配座に安定性を与えることを見出した。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0141813017319025