ハイライト
•茶カテキンと没食子酸(GA)の同時測定法を開発した。
•脱共役酵素は、没食子酸カテキンを非没食子型およびGAに変換する。
•GAは、没食子酸カテキンの分解量を推定する測定に必要である。
•この方法は、カテキンの薬物動態学的研究に対して十分に感度がある。
•8人の被験者のカテキンの薬物動態学的パラメータを推定した。

要旨
HPLCと電気化学検出を用いて
ヒト血清中の茶カテキンと没食子酸(GA)の
同時定量のための分析法を開発した。
GAを測定して、
没食子酸カテキンの分解によって生成される
没食子酸の量を推定した。
抽出効率を最大にするために、
PTFEフィルターを前処理に使用した。
C18逆相カラムを用いてHPLC分離を行った。
EC、EGC、ECG、EGCG、没食子酸エチル、
GAが単一ピークとして検出された。
分離度は4.0〜13.0、
カテキンとGAの絶対回収率の平均値は77.3〜93.9%であった。
血清中のカテキンとGAの検出限界は0.4〜3.1 ng/mLであった。
緑茶錠剤の単回摂取後の8人の健常者の
血清カテキン濃度を測定した。
血清中の総カテキン濃度は 摂取後60 分でピークに達した。
この方法は、GA、没食子酸カテキンの加水分解生成物、
および標的カテキンの同時定量化を可能にし、
緑茶の経口投与後のカテキンの薬物動態研究に対して十分に感度が高い。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S157002321300620X