要旨

目的
インドネシア水溶緑茶抽出物、カメリアシネンシスの
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(S.aureus)(MRSA)や
多剤耐性緑膿菌(MDR- P.aeruginosa)の臨床分離株に対する抗菌活性を評価する。

方法
緑茶抽出物の抗菌活性を
ディスク拡散法によって決定し、
最小阻止濃度(MIC)を
2倍連続ブロス希釈法によって決定した。
インドネシア大学医学部臨床微生物学研究所から入手した
黄色ブドウ球菌および緑膿菌の多剤耐性臨床分離株を使用した。

結果
黄色ブドウ球菌 ATCC 25923とMRSAに対する
緑茶抽出物の阻害範囲直径は、
それぞれ(18.970±0.287)mmと(19.130±0.250)mmであった。
緑膿菌 ATCC 27853及びMDR-緑膿菌に対する阻害範囲直径は、
それぞれ(17.550±0.393)mmで(17.670±0.398)mmであった。
黄色ブドウ球菌ATCC 25923およびMRSAに対する緑茶抽出物のMICは、
両方400 μg/mLであった。
緑膿菌 ATCC 27853及びMDR- 緑膿菌に対するMICは
両方800 μg/mLであった。

結論
Camellia sinensisの葉抽出物は、
MRSAと緑膿菌によって引き起こされる
新たな薬剤耐性に役立つ可能性がある。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2221169113601331