要旨
ニコチンはタバコに存在する活性物質で、
酸化ストレスや組織の損傷を引き起こし、
いくつかの病気を引き起こす。
ニコチン毒性の進行および重症度を
予防または遅延させる天然の抗酸化剤は、
健康に良い影響を与えるかもしれない。
我々は成体Wistar雄ラットにおける
ニコチン(NT)誘発生殖毒性、
酸化的損傷および血液毒性に対する
緑茶抽出物(GTE) の影響を分析した。
32匹のラットを無作為に4つの群に分けた:
対照、ニコチン(NT)、GTE、NT+GTE。
2ヶ月の治療後血液サンプルを回収し、
生殖器官を秤量し、
精液分析および病理組織学的検査を実施し、
血液学的および酸化的ストレスパラメータおよび
テストステロンレベルを測定した。
抗酸化酵素の活性の有意な減少および
TBARS レベルの上昇によって示されるように、
NTは酸化的損傷を誘発した。
テストステロンレベル、生殖器官の重量の減少、
精子の特徴によって示されるように、
NTは生殖毒性も引き起こした。
組織学的検査によると、精巣ではいくつかの精細管において
間質腔の増加およびライディッヒ細胞の数の減少と共に
萎縮、変性の変化、摂動精子形成を示した。
NTとGTEの両方が白血球数および赤血球パラメータを変え、
NT+GTE処理では保護作用は認められなかった。
GTEは、酸化状態、精液の質および精巣組織学的損傷を改善することによって、
NT誘発酸化ストレスならびに生殖効果に対して保護的役割を果たした。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0940299315000020