ハイライト
•遊離型およびモノ共役型の代謝物を一緒に分析する方法を報告する。
•複数の尿中カテキン代謝産物の良好な回収率を得た。
•緑茶摂取者を対象とした二重盲検法による介入試験を実施した。

要旨
遊離型と共役型フラボノイドの同時分析は困難であるが、
バイオアベイラビリティを適切に推定するために必要である。
緑茶摂取後の生体試料中の遊離型および共役型の
カテキンおよび代謝産物の抽出法を開発した。
26人が緑茶とビタミンCのサプリメントを毎日摂取し、
24人がプラセボを摂取する二重盲検無作為化対照試験を実施した。
尿を摂取前後に4回回収し、
酢酸エチル抽出とアセトニトリルタンパク質沈殿による抽出後、
LC-MS2分析を使用して、
緑茶の代謝産物について評価した。
EC ‐ O‐硫酸塩、EGC ‐ O‐グルクロニド、
EC、EGCおよびエチルガレートの良好な回収率を得た。
55種類の代謝産物のうち
26種類の共役型と3種類の遊離型の化合物が
緑茶摂取後に検出された。
ECおよびEGCコンジュゲートは緑茶の摂取後に増加した。
ECおよびEGCは共役型として同定され、
EGCGおよびECGは検出されなかった。
カテキン化合物の良好な回収率が得られたことから、
内因性脱共役酵素を含む生物学的組織ににおける、
フラボノイドのバイオアベイラビリティの評価に適する。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1570023214006102