ハイライト
•鉄ナノ粒子(Fe NP)をグリーン法で合成した。
•緑茶とユーカリの葉の抽出物を使用した。
•Green Fe NPをブタ廃水中の硝酸塩除去に使用した。
•大規模な富栄養廃水処理の可能性を示す。

要旨
高濃度の硝酸塩に関連する水質汚染は
水生生態系に深刻な脅威をもたらし、
富栄養化につながる可能性があるため、
大規模な状況下での硝酸塩の除去は課題である。
緑茶(GT-Fe)とユーカリの葉(EL-Fe)抽出物
によって合成された鉄ナノ粒子(Fe NP)は
硝酸塩の効率的除去に使用できる。
走査型電子顕微鏡(SEM)およびX線エネルギー分散分光計(EDS)で
球状鉄ナノ粒子の合成を確認した。
X線回折(XRD)とフーリエ変換赤外分光計(FTIR)で
キャッピング剤/安定剤としてポリフェノールを含む
酸化鉄コアシェルNPの形成を示した。
ゼロ価鉄ナノ粒子(nZVI)とFe3O4ナノ粒子によって
87.6%および11.7%の硝酸塩が除去されたのに対し、
59.7%および41.4%がGT-FeとEL-Fe NPによって除去された。
nZVIの反応性は空気中での老化で減少したが、
GT-FeとEL-FeのNPはほぼ同じであった。
除去プロセスは擬二次吸着モデルで良好なフィットを示した。
除去メカニズムは吸着と共沈殿プロセス、還元である。
ブタ廃水におけるGreen Fe NPの使用は、
大規模な富栄養廃水処理に有望である。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959652614006969