要旨
太平洋カキ(Crassostrea gigas)のシェルフライフを延ばすための
病原性腸炎ビブリオの成長および収穫後処理における利用
に対する茶抽出物の影響を調べた。
腸炎ビブリオに対して強力な殺菌活性を示したLongjing Teaを使用した。
Folin-Ciocalteau法で測定した没食子酸当量(GAE)として
4.6 g/l以上の総フェノール含量(TPC)を含む茶抽出物は、
トリプシンソイブロス+1.5% NaCl中、
5つの臨床腸炎ビブリオ菌株の混合物を
検出不可能なレベルまで8時間で減らすことができた。
約0.9 g / mlのカキ/茶抽出物比で9.1 g / lのTPCをGAEとして含む茶抽出物で
23±1℃で2時間、殻をむいたカキを処理すると、
対照と比較して腸炎ビブリオが減少した。
およそ0.7 g/mlカキ/茶抽出比で緑茶処理をすると
5±1℃の貯蔵中に腸炎ビブリオの減少が促進され、
カキ中の全細菌の増殖が遅くなった。
緑茶はカキ中の腸炎ビブリオを不活性化する天然の抗菌剤として利用され、
冷蔵中の保存期間を延ばすかもしれない。

ハイライト
►緑茶抽出物は腸炎ビブリオの増殖を抑制した。
►緑茶処理は、カキ肉の腸炎ビブリオを減少させた。
►緑茶抽出物はカキの腸炎ビブリオ汚染を減らすのに使用されるかもしれない。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S095671351100483X